あこがれ
昨日の新聞で翻訳者の朝吹登水子さんが亡くなったことを知った・・・小さな記事だったのでなんとなく切り抜いた
まだ小学生のころだったと思う 『海外の本を読むのなら日本の本を読んでから・・・』みたいなことを母に言われた
だから私が向こうのものを読み始めたのはすごく遅かった気がする
ちょうど漫画のような感覚だ 漫画も買いたくても買いたいと言えなかった 塗り絵も 親の無言の駄目を感じ 言い出さなかった
だから大人になってから サガンにはまり 塗り絵にはまり 漫画感覚で赤川次郎にはまりまくった時期がある
翻訳されたフランソワーズ・サガンは全部読んだ そして翻訳者にひかれて海外のものを読み始めた ボーボワール・・・もうすっかり記憶にないような でも夢中で読みまくった
当時 朝吹登水子とか湯川れい子とかなんて もちろん今も変わらないけど 雲の上の とても自分と同じ人間とは思えない存在
秋になったら もう一度読もう きっと新鮮ではじめて読むような感覚かもしれない そして朝吹さん自身の書かれた本も読まないまま過ぎていたのでさがしてみよう
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